高校生の想いが、ゆずバスボム作りへ

yuragist

2012年12月03日 22:01

園芸高校の実習がきっかけで熱く始まった「実生ゆず」の商品開発

実は、もう一つの高校生の純粋な行動が、なんども壁にぶち当たっ
た時に踏ん張れる原動力になっています。

大阪府の最南端、泉佐野市にある佐野工科高校「環境エネルギー科」
の山田先生に水蒸気蒸留装置の設計をお願いし、以前ブログでもご紹
介した大型の蒸留装置が導入されたのです。

それまで、この写真の3リットルの実験装置しか触ったことがない私達は
100kg対応の大きな蒸留の機械にビビってしまいました。


最初は何度やっても、失敗で・・もう嫌になりました(;_;)

そんな時、同じタイプの蒸留装置を環境エネルギー科にも設置してくれた
おかげで、こちらでドンドン溢れて処理しきれない「ゆず皮」を引き取って、
山田先生と環境エネルギー科の生徒さんが蒸留のお手伝いをしてくれた
のですヽ(;▽;)ノ

山田先生と一緒に泉佐野市から箕面まで、車に乗ってゆず皮を引き取り、
蒸留後の精油を届けに・・何往復もして運んでくれたのです。

嫌な顔ひとつせず、礼儀正しい好青年ばかり(^O^)

当時、東北の震災後で、被災地に車のバッテリーでお湯を沸かしに行く支
援をしている高校生として、テレビでも紹介されていた生徒さん達でした。

私達も何か彼らと一緒に支援ができることは無いか・・・思案しました。

そして、誕生したのが、ハンドメイド「ゆず発泡入浴剤」なんです。

ここからの感動ストーリー、続きはまた明日・・・

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